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コレスポンディング・ソース(Corresponding Source)

プログラミング Svenska → 更新: 2026-11-01

バイナリに添えるべきソースコードの範囲を定めたGPLの要件で、ライセンス違反が最も多く起きる部分でもある。

「だいたい同じバージョン」のtarballを置いておけば済む、という話ではない。GPLv2の時点で、完全なソースコードに加え、コンパイルとインストールを制御するスクリプトの提供が求められていた。受け取った側が同じプログラムを実際にビルドできるようにするためだ。GPLv3はこれを「Corresponding Source」という用語で定義し、さらに踏み込んだ。署名済みコードしか動かない民生機器では、鍵とインストール情報も渡さなければならない。ライセンスの文言には従いつつ、ハードウェア側で改変を封じたTiVoへの回答である。

ソースは製品に同梱してもよいし、書面による申出で提供してもよい。GPLv2ではその申出が少なくとも3年間有効でなければならない。それでも、説明書に載せたリンクが切れているルーターやスマートテレビは今も珍しくない。Software Freedom Conservancyが取り組むコンプライアンス案件の大半は、こうした事例である。

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