IT用語集 › ハードウェア › コアメモリ

コアメモリ

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-21

ワイヤに通した小さなリングでできたメモリ。顕微鏡の下で手織りされ、クラッシュ時のダンプを今もコアダンプと呼ぶ理由でもある。

1ビットごとに、一方向か他方向に磁化された小さなフェライトのリングを使う。リングはワイヤの格子に通されており、1本の行と1本の列に同時に電流を流すと、特定のリング1個だけが反転する。この技術は1950年代半ばから1970年代初めまで、コンピュータのメモリを支配した。

この時代を決めた特性は二つある。一つは不揮発性で、電源が切れても内容が残った。クラッシュ後にメモリイメージ全体をダンプできたので、コアダンプの名が付いた。もう一つは破壊読み出しで、リングを読むと内容が消えるため、機械はすぐに値を書き戻す必要があった。織る作業は手作業で、織物の経験を持つ女性が担うことが多かった。アポロの誘導コンピュータのメモリは、文字どおり織られていた。

← 用語集に戻る