輻輳ウィンドウ (Congestion window)
未確認のまま網内に出してよいデータ量について、送信側が自分で持つ見積もり。TCPの速度を決める2つの上限のひとつ。
もうひとつは受信側が通知するウィンドウで、実際の上限は小さいほうになる。受信側のウィンドウはバッファの空き具合の話だが、こちらはネットワークがどこまで耐えられるかという想定の話で、直接測る手段はなく、試しながら推定するしかない。接続はRFC 6928に従って10セグメントから始まり、スロースタートでは1往復ごとに倍増して閾値に達し、以後は線形に増える。パケットロスが起きると、アルゴリズムの定めに従って縮小される。スループットは実際にはウィンドウをRTTで割った値に近いため、遠距離の低速接続は帯域を増やしても速くならない。