コードブック
個々の文字ではなく、単語や句、コードグループをあらかじめ定めた値に置き換える方式。
コードブックは意味のある単位をコード(多くは5桁のグループ)に対応づけるもので、何世紀にもわたり外交官や軍が頼りにした。コードの値を隠すため、別の暗号と組み合わせるのが通例だった。1917年のツィンメルマン電報はコード0075に暗号13040を重ねており、この二層構造が解読に時間がかかった理由の一つである。
弱点は、コードブックが物理的な物体だということだ。奪われれば、それで書かれたすべての通信が読めてしまう。そのため兵站が許す限り頻繁に更新された。本を持つ者が、体系全体を持つのである。