チップRAM
Amigaのメモリのうち、カスタムチップがアクセスできる部分。そのため、いつも真っ先に足りなくなった。
グラフィックス、オーディオ、フロッピーのデータ、Copperリスト、ブリッターが触れるものはすべて、AgnusがDMAで取得するためチップRAMに置く必要があった。CPUはバスをチップと共有し、チップがサイクルを占有している間は待たされた。ファストRAMはその逆で、CPU専用、競合なしなので高速だ。名前はメモリチップそのものについては何も語っていない。
A500のチップRAMは512KBで、ECS版Agnusは1MB、AGA機は2MBまでアドレスできた。A500で人気だったトラップドア拡張はそのどちらでもなく、スローRAMと呼ばれ、チップバス上にありながらDMAには届かなかった。チップRAMを必要とするプログラムが、数MBの空きがあるのに「out of chip memory」で起動を拒否することがあり、Amigaユーザーなら誰もがこのエラーの読み方を覚えた。