cgroups v2
Control Groups version 2。プロセス群が使えるCPU・メモリ・I/Oの量を制限し計測する、Linuxカーネルの仕組み。コンテナを支える二本柱の一つで、cgroupsは「どれだけ使えるか」、名前空間は「何が見えるか」を司る。
プロセスをcgroupの階層に入れ、それぞれにリソースの上限や重みを設定する。コンテナにCPUやメモリの制限をかけると、cgroupの設定に変換されてカーネルが強制する(CPUはスロットリング、メモリ超過はOOMキル)。複雑だったv1に代わるv2は、全リソース種別を同じツリーで扱う統一階層を持つ。特にPSI(Pressure Stall Information)は、リソース不足でプロセスがどれだけ待たされているかを測れ、過負荷の検知に強力だ。KubernetesやモダンなコンテナランタイムはcgroupsのV2を前提とする。リソースのrequests/limitsを実際に効かせているのはこれである。