カルメラ・トロンコソ
詳細情報
- 所属
- EPFL(ローザンヌ)
- 代表的な業績
- DP-3T、分散型接触確認(2020年)
パンデミック時の接触確認アプリが監視用の名簿にならないよう、研究者の取り組みを率いたスペイン出身の研究者。
トロンコソはルーヴェン・カトリック大学で匿名化システムとトラフィック分析により博士号を取り、2017年からローザンヌのEPFLでSPRINGラボを率いている。2020年春、欧州各国の政府が数週間で接触確認アプリを求めるなか、彼女はDP-3Tプロトコルを支える研究コンソーシアムをまとめ上げた。
スマートフォンはBluetoothで定期的に変わるランダムな識別子を交換し、感染者との照合は端末上で行われる。そのため、誰が誰と会ったかを中央サーバーが知ることはない。対抗する中央集権型の提案PEPP-PTは正反対の発想だった。GoogleとAppleは同じ分散型の原則で Exposure Notification の枠組みを作り、これが事実上決着をつけた。プライバシー研究が導入の後ではなく前に間に合った、珍しい例である。