C64 DTV
Commodore 64をまるごとジョイスティックに押し込み、ゲーム30本を内蔵した製品。基板は改造してくれと言わんばかりの作りだった。
C64 Direct-to-TVは2004年に登場し、最初はQVCのショッピングチャンネルで販売された。設計者は独学のチップ技術者Jeri Ellsworthで、ARMコア上のエミュレータという多くのレトロ機の手法ではなく、C64の論理回路(6510、VIC-II、SID)を一つのチップに作り直した。
Ellsworthは基板にキーボード、ディスクドライブ、2本目のジョイスティック用のパッドを残していたため、愛好家はこの玩具をすぐに1541付きの本物のC64に変えてしまった。後のリビジョンでは追加のグラフィックモードやブリッタが加わり、デモシーンが喜んで飛びついた。弱点はサウンドで、SID部分は本物の音にならず、この界隈では真っ先に気づかれる点である。