Boost Software License
Boost C++ライブラリ由来の寛容型ライセンス。コンパイル済みプログラムにライセンス文を同梱する義務をなくした。
Boostは長いあいだライブラリごとに別々のライセンスを認めていたが、2003年に共通の文面にまとめた。MIT との違いは小さいが重要で、著作権表示が必要なのはソースコードに対してだけで、機械語には要らない。Boostの半分を静的リンクしたプログラムでも、何も同梱しなくてよい。利用者のバイナリにコンパイルされるテンプレート中心の C++ ライブラリにとっては、妥当な割り切りだった。
SPDX識別子は BSL-1.0 で、Business Source License(こちらは BUSL-1.1 で我慢している)とよく取り違えられる。前者はオープンソース、後者は明確に違う。略語の扱いは法律の得意分野ではないらしい。