BerkNet
詳細情報
- 作者
- エリック・シュミット
- 公開年
- 1978
- 種類
- ローカルバッチネットワーク
キャンパス内のマシン同士をシリアルケーブルでつないだ、バークレー自前のネットワーク。書いたのは、のちにGoogleを率いることになる大学院生だった。
1970年代後半のUCバークレーには数台のPDP-11とVAXがあり、ファイル、プリンタ、メールを共有したかったが、ARPANETにつながっているのはそのうち1台だけだった。エリック・シュミットは修士課程の課題としてBerkNetを書いた。普通のシリアル回線上のバッチネットワークで、ジョブをキューに入れ、回線が空き次第転送する。アドレスはMachine:userの形で、初期のBSDに同梱された。
最も長く残った遺産は頭痛の種だった。BerkNet、ARPANET、UUCPをまたぐメールには3つの互換性のないアドレス形式が絡んだため、エリック・オールマンがそれらを変換するdelivermailを書いた。これがSendmailの直接の祖先である。1980年代初めにEthernetとTCP/IPがキャンパスに届くと、BerkNetは静かにお役御免となった。