バッテリーバックアップ付きキャッシュ
電源喪失時もバッテリーまたはスーパーキャパシタ+フラッシュでデータを保持するRAMキャッシュ。Dell PERC、HPE Smart Array、LSI MegaRAIDなど、エンタープライズ向けRAIDコントローラの標準装備で、安全なライトバックキャッシュを可能にする。
従来のBBU(Battery Backup Unit)は鉛蓄電池またはリチウムイオン電池で、保持時間は24〜72時間、3年ごとの交換が必要だった。現在はスーパーキャパシタとNANDフラッシュの組み合わせが主流で、電源喪失時にキャッシュをフラッシュへ書き出し、電池が必要なのはほんの数秒だけである。保守も不要だ。Smart ArrayでBBUが故障すると、コントローラはライトスルーモードに落ち、スループットが大幅に低下する。コンシューマー向けSSDにもPLP(Power-Loss Protection)用のコンデンサを内蔵したものがあるが、安価なドライブは省いているので仕様の確認が要る。エンタープライズNVMeドライブでは標準である。