Basho Technologies
AmazonのDynamo論文をそのまま形にした分散キーバリューDB「Riak」の開発元。狙いはただ一つ、決して止まらないことだった。
2008年に設立され、社名は俳人の松尾芭蕉に由来する。製品のRiakはErlangで書かれ、AmazonのDynamoモデルを最も素直に実装した一つだった。マスターノードは存在せず、コンシステントハッシュ、調整可能なレプリケーションを備え、クラスターの半分が燃えていても応答できる。代償は結果整合性で、少し間を置いた2回の読み取りが異なる答えを返すことがあった。
BashoはRiak CS(オブジェクトストレージ)やRiak TS(時系列)も売ったが、技術への敬意を事業には変えられなかった。2017年に破産し、ソースコードは公開されてコミュニティが引き継いでいる。評価はされたが対価は払われなかったデータベースの典型例だ。