Bar Mitzvah攻撃
TLSにおけるRC4への2015年の攻撃。13年前から知られていた弱点を突いたため、この名が付いた。
Imperva社のItsik Mantinが2015年3月のBlack Hat Asiaで発表した。RC4の「不変性の弱点」と呼ばれる弱い鍵の一群を利用するもので、この弱点は2001〜2002年に、WEPへのFMS攻撃と同じ研究の流れで報告されていた。そうした鍵を使うと、最初の100バイトほどの鍵ストリームにパターンが漏れ、セッション冒頭にあるCookieやパスワードなど平文の一部が割り出せる。
弱い鍵に当たるのは約1600万接続に1回で、侵入というより統計の話に近かった。しかし発表はRFC 7465がTLSでのRC4を禁止した翌月で、ブラウザがついにこの暗号を無効化する後押しとなった論拠の一つになった。