AY-3-8910
詳細情報
- 開発
- General Instrument
- 年
- 1978
- 種別
- サウンドジェネレータ(PSG)
- チャンネル数
- 3
1978年発表のGeneral Instrument製3チャンネル音源。ZX Spectrum、Amstrad CPC、MSX、Atari STに声を与えた。
AY-3-8910はPSG(プログラマブル・サウンド・ジェネレータ)で、矩形波3チャンネルとノイズ発生器、簡単なエンベロープを備える。安価で制御も容易だったため、1980年代の「庶民のチップ」となり、ZX Spectrum 128、Amstrad CPC、MSX、数多くのアーケード基板に載った。ヤマハは派生品のYM2149をライセンス生産し、Atari STの音はこれを土台にしている。
この単純さが工夫を生んだ。耳が追えない速さで音量を切り替えることで、コーダーたちは本来想定されていないチャンネルにサンプリングしたドラムやデジタルの声を押し込んだ。チップチューンシーンなりの、斧で鉛筆を削る技である。