オーギュスト・ケルクホフス
詳細情報
- 生誕
- 死没
- 業績
- ケルクホフスの原理
- 国籍
- オランダ
1883年に軍用暗号の六つの要件を書き残したオランダの言語学者。そのうちの一つは、今なお暗号学全体を支配している。
オランダのニュートに生まれ、パリで語学教師として働いた。人工言語に生涯の多くを捧げ、ヴォラピュクの有力な提唱者の一人となったが、彼の死後まで残ったのは、1883年に『Journal des sciences militaires』に載せた二本の論文である。
そこで彼は軍用暗号系の六つの要件を挙げた。五つは当時の実務的なもので、持ち運べること、一人で操作できること、長い一覧を暗記させないこと、などだ。二番目が不朽となった。安全性は鍵のみに宿るべきで、方式を秘密にすることに頼ってはならない。半世紀後にシャノンが言い直し、暗号が公開の審査を経て標準化される理由であり続けている。