Artistic License
Perl自身のライセンス。ラリー・ウォールが、「オリジナル」を名乗れるものに対する作者の「芸術的な管理権」を残すために書いた。
1990年代初頭から、Perlは GPL かArtistic Licenseのどちらかを選べる形で配布されてきた。狙いは、改変は自由だが、改変版を標準のPerlと称してはならない、というものだ。ただしバージョン1.0は文面が曖昧で、フリーソフトウェア財団から「不明確」と批判された。それでも存続できたのは、横にGPLがあったおかげが大きい。Artistic License 2.0は2006年、Perl 6(現在のRaku)と並行してゼロから書き直された。
2008年の Jacobsen v. Katzer 事件では法的な前例を作った。米国の控訴裁判所が、オープンライセンスの条件は単なる契約上の約束ではなく著作権上の条件だと判断したのである。違反すれば著作権侵害になるので、オープンライセンスの実効性はぐっと高まった。