ALSA
詳細情報
- 開発者
- Jaroslav Kysela
- 公開年
- 1998年
- 種類
- サウンドドライバとAPI
- ライセンス
- GPL(カーネル)、LGPL(alsa-lib)
- 公式サイト
- alsa-project.org
Advanced Linux Sound Architecture。Linuxカーネルのサウンドドライバとその上のライブラリの総称で、Linuxのあらゆる音声処理が最終的に通る場所。
1998年にチェコのJaroslav Kyselaが個人プロジェクトとして始め、2.5系の開発中にカーネルへ取り込まれた。2003年のLinux 2.6で標準となり、OSSを押しのけた。OSSが実質的に/dev/dspというファイルインターフェースにすぎなかったのに対し、ALSAは本格的なミキサー制御とMIDI対応を備え、ドライバもベンダーの気まぐれ単位ではなくサウンドチップ単位で用意した。
カーネル側がハードウェアと話し、ユーザー空間のalsa-libがAPIとプラグイン機構を提供する。このプラグインのdmixのおかげで、サウンドサーバーなしでも複数のプログラムが同時に音を出せるようになった。ただしAPIは正しく使うのが難しいと評判で、今日ほとんどのアプリがALSAを直接叩かない理由の大半はそこにある。アプリはPulseAudioやPipeWireを経由し、それらが裏でALSAを呼ぶ。