アルファトゥカバレッジ
フラグメントのアルファ値をMSAAのカバレッジマスクに変換し、ソートもブレンドもせずに透明を近似する手法。
半透明のフラグメントをブレンドするには奥から手前へのソートが要る。この手法ではそれをやめ、アルファ値でピクセル内のMSAAサブサンプルのうちいくつを書き込むかを決める。結果は描画順に依存せず、草、髪の毛、金網といったアルファテスト向きのジオメトリに向いている。普通ならギザギザになる切り抜きの縁がなめらかになる。
代償として、不透明度はサブサンプル数に量子化される。4xMSAAなら4段階しかないため縁がディザっぽく見えることがあり、ノイズパターンで和らげるのが定番だ。MSAAが有効であることが前提で、OpenGLでもDirect3Dでもステートフラグひとつで有効にできる。