エージェンティックワークフロー
LLMが1回答えて終わりではなく、計画し、ツールを使い、自分の結果を評価しながら、複数ステップで目標へ向けて反復するワークフロー。「答えるチャットボット」から「仕事をこなすエージェント」への転換である。
パターンはAndrew Ngらが広めたもので、リフレクション(モデルが自分の下書きを見直して改善する)、ツール利用(検索、コード実行、API呼び出し)、プランニング(タスクをサブステップに分解する)、マルチエージェント(専門化した複数のエージェントが協働する)の4つ。単発の呼び出しではなく、目標に向かう呼び出しのループやグラフになり、中核エンジンにはReActが使われることが多い。
利点は、1回の回答では解けない複雑な多段階タスク(テスト付きの関数を丸ごと書く、調査してレポートを書く)をこなせること。代償は呼び出し回数の増加(コストと遅延)、デバッグの難しさ、エージェントが「脱線」する危険だ。2024〜2025年のエージェントブームの中核であり、ReActエージェントやマルチエージェントシステムと関係が深い。