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Proposed Electronic Calculator

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-21
詳細情報
著者
アラン・チューリング
年
1945年
種別
技術報告書
所在地
国立物理学研究所(テディントン)

アラン・チューリングによる1945年のコンピュータ設計書。ハードウェアを極限まで削ぎ落とし、ほぼ全てをソフトウェアに任せる機械を記述している。

1945年末に国立物理学研究所(NPL)で書かれ、1946年3月に実行委員会へ提出された。フォン・ノイマンのFirst Draftがアーキテクチャを抽象的に描いたのに対し、チューリングは回路図、完全な命令セット、サンプルプログラム、そして価格(約1万1200ポンド)まで示した。機械の名はACE、Automatic Computing Engine。「エンジン」はバベッジへの意図的な敬意である。

当時の流れに逆らい、ハードウェアは最小限にして複雑さをプログラム側へ押しつけるのが彼の方針だった。乗算器はなく、乗算はサブルーチンで書けばよいとされた。記憶装置は水銀遅延線で、遅延線は内容を順番にしか返さないため、各命令は次の命令のアドレスを持っていた。プログラマは、必要な瞬間にエコーが来る場所へ命令を置くことが求められた。これは最適符号化と呼ばれ、想像どおりの楽しさだった。

NPLはついに完成させなかった。遅れに業を煮やしたチューリングは1948年にマンチェスターへ去り、縮小版のPilot ACEが1950年5月にようやく動いた。報告書は内部で回覧されただけで、全文が印刷されたのは1970年代になってからだ。この構造にノイマンの名が冠されたのは、そのせいもある。

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