Ricoh 2A03
詳細情報
- 製造元
- リコー(任天堂向け)
- 発売
- 1983年
- 種別
- サウンド兼CPUチップ
- 派生
- RP2A07(PAL)
NESに載っていた専用チップ。6502 CPUと5チャンネルのサウンドユニットを1枚のダイに収めており、SIDに次ぐチップチューンの第二の礎石となった。
リコーは1983年、任天堂のファミコン/NES向けにRP2A03(NTSC)と双子のRP2A07(PAL)を製造した。このチップは6502コアと、APU(Audio Processing Unit)を融合している。6502コアではBCD(二進化十進)モードが無効化されているが、これはMOSの特許を避けるためだったと言われる。
サウンド部は5チャンネルで、パルス波が2つ、三角波が1つ、ノイズが1つ、短いサンプル用のDPCMが1つ。SIDのようなフィルタ部はないが、その素っ気なさがひとつの作風になった。FamiTrackerやカートリッジ音楽は今もこのチップを鳴らしており、一部のカートリッジの拡張音源(VRC6、N163、FDS)はチャンネルを追加した。