ZFSプール
ZFSのストレージ集約単位。複数のvdev(ミラー、RAID-Z、単体ディスク)を束ねて一つのプールとし、そこからデータセットを切り出す。エンドツーエンドのチェックサムでビット腐敗を検出し、ミラーやパリティから自己修復する。
スナップショットはコピーオンライトのおかげでほぼ無料で、一瞬で巻き戻せる。圧縮(LZ4、ZSTD)の比率は通常1.5〜3倍。send/recvで増分バックアップもできる。RAID-Z1/Z2/Z3はRAID 5/6/3重パリティに相当する。ARCはRAM上の適応型キャッシュ、L2ARCはSSDキャッシュ、ZILは高速SSDに置く書き込みログである。
出自はSun(Solaris)で、現在はLinux、FreeBSD、macOSで動くOpenZFSだ。NASの定番TrueNAS(FreeNASの後継)もZFSの上に作られている。データ保全を重んじる人々はZFSを信奉するが、代償はRAM消費で、1TBあたり1GBが目安とされる。