ゼロウィンドウプローブ
「いっぱいです」と言った受信側に、実は空きができていないかを尋ねるため、送信側が定期的に送る小さなパケット。
受信バッファが満杯になると、TCP はウィンドウサイズ 0 を通知し、送信側は送信を止める。問題は、ウィンドウが再び開いたことを知らせるメッセージが純粋な ACK であり、ACK は再送されないことだ。このパケットが失われると、双方が相手を永遠に待ち続ける。その対策が persist タイマーで、送信側はウィンドウが閉じていても1バイトのデータを送り、現在のウィンドウサイズを載せた新しい応答を強制的に引き出す。間隔は指数的に延びていく。
この挙動は悪用できる。クライアントがわざとウィンドウを 0 に保つと、自分はほとんどコストをかけずにサーバーのバッファとソケットを占有でき、これが sockstress 系攻撃の原理である。