Zuse Z3
詳細情報
- 開発者
- コンラート・ツーゼ
- 年
- 1941年5月12日
- 種別
- リレー式コンピュータ
- 前身
- Z1、Z2
実際に動いた世界初のプログラム制御の自動コンピュータ。世界がまだ設計図を描いていた頃、ベルリンのアパートで電話用リレーから組み立てられた。
1941年5月12日に動作した。中古の電話用リレー約2000個で作られ、費用の一部はツーゼの家族が出した。2進で、22ビットの浮動小数点、メモリは64ワード、クロックは5〜10ヘルツ。加算は1秒弱、乗算は約3秒。プログラムは穴を開けた35mmフィルムから読んだ。戦時のベルリンでは紙テープが手に入りにくく、廃棄フィルムは手に入ったからである。
条件ジャンプはなかった。ループはフィルムの両端をつないで作り、2つの経路の分岐は存在せず、オペレーターが機械を止めてリールを交換した。それでもラウル・ロハスは1998年に、Z3が原理的にはチューリング完全であることを示した。当時の利用者なら誰も実行する気にならない構成によってである。
Z3は1943年12月のベルリン空襲で破壊された。後継のZ4はアルプスに疎開し、1950年にチューリッヒ工科大学に貸与されて、数年間は欧州大陸で唯一の稼働するコンピュータだった。1961年に作られたZ3のレプリカは、ミュンヘンのドイツ博物館にある。