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X9.63 KDF

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-23

ANSIの楕円曲線規格にある鍵導出関数。共有秘密、カウンタ、付加情報をハッシュし、必要なバイト数になるまで繰り返す。

ANSI X9.63(2001年)は楕円曲線による鍵合意を扱う規格で、そのKDFは32ビットのカウンタ(1から開始)を使って H(Z ‖ counter ‖ SharedInfo) を計算する。Z はECDHの共有秘密、SharedInfo は任意の文脈情報だ。反復ごとの出力を連結し、必要な鍵長まで取り出す。

実質的にはカウンタを秘密の後ろに置いたConcat KDFで、主にSEC 1のECIESを通じて生き残っている。そのせいで意外な場所にも顔を出す。AppleのECIES APIや、5Gの加入者識別子の秘匿でも使われているのだ。Concat KDFと同様にextract段階がなく、入力がすでに一様乱数であることを前提とする。新しいプロトコルではHKDFを選ぶべきだ。

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