2000年前後、スタン・シーはAcerを3つに分割した。Acerブランド、ディスプレイと周辺機器のBenQ、そして製造部門のWistronである。理由は単純で、DellやHPは競合企業に自社のPCを作らせたがらなかったからだ。独立すれば、Wistronは誰にでも生産能力を売ることができた。
ノートPC、サーバー、ディスプレイを製造し、一時期はFoxconn、Pegatronと並ぶiPhoneの組立3社のひとつだった。Appleのために整備したインド工場は2023年にタタへ売却され、インド企業が自らiPhone組立を引き継いだ初めての例となった。