VP9
Googleのロイヤリティフリー動画コーデック。10年にわたりYouTubeの主力であり、AV1の予行演習でもあった。
Googleは2010年にOn2 Technologiesを買収し、そのコーデックを無償公開した。VP9は2013年に完成し、H.265とほぼ同等の圧縮率をライセンス料なしで実現した。それが唯一最大の狙いだった。YouTubeは早くから移行し、そこで4Kを見るといえば、長らく誰も意識せずにVP9を使うことを意味した。
対応状況にはむらがあった。ChromeとFirefoxは即座に対応したが、Appleは2020年まで動かなかった。ハードウェアデコードは、ここ10年のたいていの機器に入っている。後継のAV1は同じコードベースを土台にしており、Google単独ではなくAlliance for Open Mediaのもとにある。