Vnode(仮想ノード)
各物理ノードがコンシステントハッシュのリング上で、1か所ではなく多数の小さな区間(仮想ノード)を担当する手法。データの分散が均等になり、リバランスも滑らかになる。
単純なコンシステントハッシュでは、ノードごとにリング上の点が1つしかないため、偶然によってノード間で担当範囲に大きな偏りが出る。ノードを追加・削除すると、隣接する1台との間で大きな連続範囲が丸ごと移動する。Vnodeは各物理ノードに数百の小さな範囲をリング上に散らして持たせる。統計的に分散が均等になり、構成変更時の負荷も多数のノードに分散されて、速く滑らかに進む。さらに、容量の異なるノードに異なる数のvnodeを割り当てれば、異種混在のクラスタも扱える。CassandraのnumTokensやDynamo系のシステムで標準となっている、コンシステントハッシュの重要な実用的改良である。