VMware ESXi
企業向け仮想化の標準となったベアメタル型ハイパーバイザー。下にOSを置かずサーバーに直接インストールし、VMkernelがカーネルとハイパーバイザーを兼ねる。
ESXi単体は仮想マシンを動かすだけで、vSphereの価値を生むのはその上のvCenterだ。数百台のホストの一元管理、稼働中のマシンを無停止で別サーバーへ移すvMotion、負荷を自動で分散するDRS、ホスト障害時にゲストを再起動するHAなどがある。約15年にわたりデータセンターを支配した。2023年のBroadcomによる買収で市場の風向きは一変した。永続ライセンスはサブスクリプションに置き換えられ、製品は再編され、小規模な顧客には大幅な値上げとなり、無償版ESXiも一時期提供が止まった。その結果、Proxmox、Nutanix、Hyper-V、あるいはクラウドへの移行という、ここ数十年で最大級の移行の波が起きた。