VFS
下層のファイルシステムが何であっても、open()やread()を同じように動かす抽象化レイヤー。
Virtual File System(仮想ファイルシステム)は、あらゆるファイルシステムが実装する共通インターフェースを定める。ファイルを読むプログラムは、それがext4上にあるのか、海の向こうのNFSサーバー上にあるのか、あるいは内容がその場で生成されるprocfsのような仮想ファイルシステムなのかを知らないし、知る必要もない。
この仕組みは1980年代初頭のSun Microsystemsに由来し、NFSをシームレスにマウントするために作られた。中心となる概念は、ファイルのメタデータを持つinode、名前とinodeの対応を表すdentry、マウントされたファイルシステム自体を表すsuperblockの三つだ。FUSEは同じ層を利用して、ファイルシステムを通常のユーザー空間プログラムとして実装できるようにし、sshfsなどを可能にした。