UUNET
過負荷になった1つのUsenetハブを助けるために作られた非営利組織が、世界最大級のインターネットプロバイダーになった。
リック・アダムスは、UsenetとUUCPメールの最重要ハブの一つであるseismoを運用していた。1987年には、本来は地震研究センターのマシンであるそれに対してトラフィックが多すぎるようになった。解決策が非営利団体UUNET Communications Servicesで、ARPANETやNSFNETにつなげない企業や組織に、UUCP接続、メール、ニュースフィードを販売した。
1990年、UUNETはNSFNETの利用規定が禁じる商用トラフィックのために、TCP/IPネットワークAlterNetを開始した。これで最初期の商用インターネットプロバイダーの一つとなり、営利企業に転換した。株式公開と数々の買収を経て、WorldCom、次いでVerizonの傘下に入った。1台のコンピュータの負荷を減らすプロジェクトが、インターネットバックボーンの大きな一角として終わったことになる。