Usenet Oracle
電子メールで動く集合的な神託。質問者は、自分の答えを受け取る前に、他人の質問へ答えなければならなかった。
1989年にインディアナ大学のスティーブ・キンズラーが始めた。オラクルに質問をメールすると、システムが別のユーザーの質問を送り返してくるので、オラクルの口調でそれに答える。自分の質問への答えは、同じことをした見知らぬ誰かから届く。作法として平身低頭が求められ、それを怠った質問者には、その怠慢を罰する返事が待っていた。
傑作のやり取りは「Oracularities」という号にまとめられ、rec.humor.oracleに投稿された。クラウドソーシングという言葉ができる前のクラウドソーシングで、すべての答えがたまたま順番の次にいた人の手になるのだから、質のばらつきは想像どおりだった。