UPS
コンセントと機器の間に入るバッテリーバックアップ(無停電電源装置)。停電中も動かし続けるのが目的であることは少なく、正常にシャットダウンする時間を稼ぎ、電圧の急変や低下をならすために使う。
方式は三つ。常時商用給電(スタンバイ)は停電時のみバッテリーへ切り替え、数ミリ秒の切替時間がある。ラインインタラクティブは電圧補正も行い、小規模環境のサーバーでは標準的な選択だ。常時インバータ給電(オンライン)は常にバッテリー経由で給電するため切替時間がない。VA値は皮相電力で、実際のワット数はその60〜90%程度になる。稼働時間は時間単位ではなく分単位。USBやネットワークでNUTやapcupsdに接続すれば、サーバーが信号を受けて自分でシャットダウンできる。バッテリーは経年劣化し、3〜5年ごとに交換が必要だ。テストしていないUPSは偽りの安心でしかない。