U-Boot
詳細情報
- 種類
- ブートローダ
- ライセンス
- GPL-2.0
- ソースコード
- source.denx.de
世界中のルーターや開発ボードなど、多くの組み込み機器でLinuxを起動するブートローダ。
正式名称はDas U-Boot。ドイツの潜水艦映画をもじった名前だ。もとはPowerPCボード向けのPPCBootで、長らくドイツのDENXでヴォルフガング・デンクが保守していた。ARM、MIPS、のちにRISC-Vへと広まるなかで現在の名前になった。RAMとクロックを初期化し、フラッシュ、SDカード、あるいはTFTP経由のネットワークからカーネルを読み込み、ハードウェアを記述したデバイスツリーとともに制御を渡す。
ルーターにシリアルケーブルをつなぐと、中断可能なカウントダウンの後ろに=>というプロンプトが現れることが多い。そこではメモリの読み書きも、環境変数bootcmdの変更も、好きなものの起動もできる。開発者にとっての命綱であり、ハードウェアハッカーのお気に入りの入口でもある。最近のバージョンはUEFI環境としても動作し、署名付きイメージの検証にも対応している。