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松本勉

セキュリティ Svenska → 更新: 2026-10-24

1988年に多変数公開鍵暗号の礎を築き、2002年にはゼラチンで指紋認証装置を欺いた日本の暗号研究者。

横浜国立大学の松本勉は今井秀樹とともに、1988年に後に Matsumoto–Imai 方式と呼ばれる暗号を発表した。公開鍵を、多数の変数からなる二次多項式の連立系で構成するものだ。こうした連立系を解く問題は一般にNP困難であり、このアイデアは一つの研究分野を生んだ。個々の構成は1995年に Jacques Patarin に破られ、パタランはそこから自らの方式を築いた。

より広く知られるようになったのは「グミ指」(2002年)である。研究グループは生きた指や、ガラスから採取した潜在指紋からゼラチンで偽の指を作り、市販の指紋認証装置11機種のうち大半を突破した。生体認証の錠は偽造が難しいと謳われていたが、材料費は昼食代にも満たなかった。

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