ツール使用
LLMが検索・コード実行・電卓・データベース・APIといった外部ツールを使い、自力ではできないことを行う能力。関数呼び出しは仕組みであり、ツール使用はその概念と振る舞いを指す。
言語モデルは正確な計算が苦手で、最新情報も持たず、現実世界に働きかけることもできない。ツール使用はそこに「手」を与える。最新の事実はWeb検索で調べ、計算はPythonに任せ、データはデータベースに問い合わせ、予約はAPIで行う。モデルはどのツールが要るかを考え、(関数呼び出しで)ツールを呼び、結果を読んで続きを進める。この「推論→行動→観察」のループが、エージェントの核心である。モデルが苦手な部分をツールが肩代わりするので、能力も信頼性も大きく伸びる。エージェント型システム、ReActパターン、MCPの土台でもある。