トークンサービスプロバイダ(TSP)
カード番号の代わりにネットワークトークンを発行し、両者の対応を保持して、購入のたびに元へ変換する事業者である。
この役割は、2014年のEMVCoの決済トークン化フレームワークで定義された。実際にTSPを務めるのはカードネットワーク自身で、VisaはVisa Token Service、MastercardはMDESを運営する。Apple Payやカード情報を保管する加盟店といったトークンリクエスタがトークンを要求すると、TSPは発行会社の承認を得て、実際のカード番号との対応を自社のボールトに記録する。
トークンが使われるときは、暗号文(クリプトグラム)とともにアクワイアラ経由でネットワークに届く。ネットワークは正しい端末や加盟店から来たものかを検証し、リクエストが発行会社に届く前にカード番号へ置き換える。流出したトークンのデータベースは、別のホテルのルームキーの山と同じくらい役に立たない。