サーマルスロットリング
温度が Tjmax(通常 95〜105 °C)に近づくと、CPU/GPU が自動でクロック周波数を下げる仕組み。物理的な破損を防ぐための保護機能である。
最初の30秒は安定した性能が出て、その後に落ちるなら、冷却が追いついていない症状だ。近年の Intel/AMD の CPU は短時間なら 5 GHz 超までブーストできるが、長時間の性能はスロットリングで抑えられる。モバイル CPU やノート PC の設計はこの前提で成り立っている。TDP 15W なのにピーク 4.5 GHz とうたうのは、ベンチマークには良くても長時間の作業には向かない。
監視には Linux の sensors、Windows の HWiNFO、Mac の iStats を使う。対策はグリスの塗り替え、ファン交換、アンダーボルトなど。データセンターではホットアイル/コールドアイルの設計と大量の冷却水が必要になる。