The Internet Adapter(TIA)
プロバイダーのUnixマシン上で動き、普通のシェルアカウントをSLIP接続のように見せたプログラム。端末ログインの料金でグラフィカルなWebが使えた。
1990年代初頭、シェルアカウントは本物のSLIPやPPP接続よりずっと安かったが、使えるのはテキスト端末だけだった。1993年にCyberspace Development of Coloradoが公開したTIAは、問題を逆の端から攻めた。普通にログインし、シェルでTIAを起動してから、手元のコンピューターをSLIPモードに切り替える。プログラムはモデム回線から来るIPパケットを拾い、プロバイダーのマシンのアドレスを使ってネットワークへ転送した。
これで、プロバイダーが何も変えなくても、気づかなくても、自宅でMosaicやNetscapeが動いた。最後の点を歓迎しないプロバイダーも少なくなかった。無料の後継SLiRPも同じ仕事をしたが、PPPのプランが安くなるとどちらも姿を消した。