Tetragon
Ciliumスイートに属する、eBPFベースのランタイムセキュリティ兼オブザーバビリティ。Isovalent(2024年にCiscoが買収)が2022年に公開した。カーネルレベルでイベントを検知し、強制もできる。Falcoとの違いは、通知だけでなくイベントをブロックできる点。
用途は、プロセスの実行、ファイルアクセス、ネットワーク接続の検知と防止。TracingPolicy CRDで、何を監視し、どんな動作(allow/deny/audit)をとるかを定義する。性能面では、カーネルレベルのフィルタリングのため負荷が低い。Ciliumのネットワーキングと組み合わせて、eBPFだけで構成されたプラットフォームになる。2024年のCisco買収により、Tetragonは「Cisco Hypershield」製品の一部となった。Cilium利用者を中心に採用が伸びている。従来のEDRとは違い、Tetragonはカーネルネイティブで、Kubernetesを理解し、エージェントが肥大化しない。