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TCP ウィンドウ

ネットワーク Svenska → 更新: 2026-10-22

確認応答を待たずに送信側が「飛行中」にしておける TCP データの量。受信ウィンドウ(rwnd)はフロー制御を、輻輳ウィンドウ(cwnd)は輻輳制御を担う。実効スループットは min(rwnd, cwnd) / RTT になる。

元の仕様ではウィンドウ欄が16ビットで、最大でも64 KBしかない。これは帯域遅延積(BDP)が大きい回線では致命的だ。10 Gbps × 100 ms なら BDP は125 MBになる。そこで RFC 1323 のウィンドウスケール・オプションが、ウィンドウを 2^scale 倍して最大1 GBまで広げた。Linux では net.ipv4.tcp_rmem / tcp_wmem で調整でき、カーネル 2.6.17 以降は自動チューニングが働くので、手で触る場面はまれだ。

Google が2016年に出した BBR は、パケットロスに反応する CUBIC と違い、帯域と遅延を直接モデル化する。

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