どのリリースグループにも、素材を調達する人間が要る。製品版、報道向けバージョン、内部者から直接届く発売前の箱などだ。それがサプライヤーの仕事で、シーンで最も危険な役割である。正規にアクセスできる従業員であることが多く、解雇や起訴の危険を負う。原本に一度も触れないクラッカーやクーリエとはそこが違う。
入手元が早く、限定的であるほど地位は高い。発売日前にタイトルを納めるサプライヤーは、グループ間競争でグループ全体に優位をもたらす。いったんチェーンに入れば、クラッカー、パッカー、トレーダーが引き継ぎ、リリースをトップサイトへ広げていく。