マイケル・ストーンブレイカー
Ingres、Postgres、Vertica、VoltDBほか、多数の企業を生んだデータベース研究者。2014年に、現代のデータベースシステムへの根本的貢献でチューリング賞を受賞した。
1970年代初頭にバークレーでIngresを始めた。IBMのSystem Rと並ぶ最初の実用的なリレーショナルデータベースで、そのコードベースはSybase、ひいてはSQL Serverにも受け継がれている。Postgres(1986年)はユーザー定義型と拡張性を導入し、今日のPostgreSQLの土台となった。「万能の解決策は、その時代が来て、そして去った」という持論で知られ、分析向けの列指向ストレージ(Vertica)、OLTP向けのインメモリDB(VoltDB)、科学向けの配列データベース(SciDB)を世に出した。MapReduceやNoSQLを批判する論争的な論文も書いており、その見立ては外れるより当たることのほうが多かった。