ステレオSID
C64に二つ目のSIDチップを載せる自作改造。モノラル3音がステレオ6音になる。
原理は単純で、二つ目のSIDを基板にはんだ付けするかアダプタ経由で取り付け、I/O領域の空きアドレス(通常は$D420か$D500)に割り当てる。ソフトは1個ではなく2個のチップに書き込む。難点は標準がないことで、あるアドレス用に書かれた曲は、別のアドレスで配線された機械では鳴らない。
それでもシーンはこの案を受け入れた。GoatTrackerにはステレオ対応版があり、PSID形式に二つ目のチップのアドレス欄が加わって以来、HVSCは2SIDの曲を集めている。現代のSID代替品やUltimate 64ではステレオがメニュー項目になり、はんだ付けが不要になった。同時に、楽しみもいくぶん薄れたと言えなくもない。