スニーカーネット
データを人が歩いて運ぶ方式。帯域幅は途方もなく大きく、遅延は壊滅的である。
語源は1980年代のJargon Fileで、「そのネットワークとは君の運動靴のことだ」という冗談から来ている。アンドリュー・タネンバウムは教科書にこう書いた。「テープを満載したステーションワゴンが高速道路を疾走するときの帯域幅を、決して侮ってはならない」。計算してみよう。20TBのドライブ10台入りの箱を30km離れた場所へ1時間で運ぶと、およそ440Gbpsに相当する。
この冗談は今も製品として売られている。AWS Snowball(2015年)は、注文して詰めて送り返す堅牢な箱で、Snowmobile(2016年)は一度に100PBを積む45フィートのコンテナトラックだった。理屈は変わらない。数百TBをインターネットで送れば何週間もかかり、送信料金も発生するが、トラックなら火曜日には着く。