スモークテスト
最速のテスト。システムがそもそも起動するのか、それとも煙を吹くのかを確かめる。
この言葉は職人の世界から借りたものである。配管工は排水管に煙を送って漏れ箇所を探し、電子技術者は組み上げたばかりの基板に通電して、部品から魔法の青い煙が出ないか見守る。どちらの場合も結果は二択で数秒で済み、品質について何も証明しないが、明らかに壊れてはいないことだけは分かる。
ソフトウェアでは、CI/CD パイプラインで最初に走る数個のチェックを指す。サービスは起動するか、ヘルスエンドポイントは応答するか、ログインできるか、トップページは表示されるか。これらが失敗すれば、40 分の統合テストに時間を費やす意味はない。回帰テストとの違いは目的で、スモークテストは全面的な故障を探し、回帰テストは動かなくなった細部を探す。