SLC
Single-Level Cell。1セルに1ビット(オン/オフ)を記録するNANDフラッシュ。最速かつ最長寿命(書き換え約10万回)だが、ビット単価は最も高い。一般向けSSDは2012年ごろに純粋なSLCをやめ、現在はハイエンドの業務用と、TLC/QLCドライブ内のSLCキャッシュとして生き残っている。
現代のSSDのSLCキャッシュは、10〜50GBほどを擬似SLCとして構成したものだ。速い書き込みはまずここに置かれ、バックグラウンドで本来のTLC/QLCセルへ移される。「100GBの書き込みは速いのに、500GBだと急に遅くなる」のは、このキャッシュが埋まるためだ。競合には産業用メモリカードや、耐久性モードを調整したTLCがある。Optane(2022年に終了)はNANDではなく3D XPointという別物だったが、同じ高性能の領域に位置していた。