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SLCキャッシュ

ハードウェア Svenska → 更新: 2026-10-24

TLC/QLC SSDの一部を一時的に高速なSLCモード(1セル1ビット)で動かし、書き込みを高速に受け止める仕組み。安価なSSDが短いバーストでは速いのに、大きな連続書き込みでは急に遅くなる理由を説明する。

仕組みはこうだ。TLCは1セルに3ビットを記録する(高密度だが書き込みは遅い)が、同じセルを1セル1ビット(SLC)として使えば、ずっと速くなる。コントローラは、届いた書き込みをこのSLC領域にいったんバッファし、バックグラウンドでTLC/QLCへ書き戻す。物理的には同じNANDなので「疑似SLC」と呼ばれる。動的キャッシュは、ドライブが埋まるにつれて縮む(借りられる空き容量が減るため)。その結果、安価な1TBのSSDは、キャッシュ(おそらく50〜100GB)が尽きるまでは3GB/sで書き込めるが、尽きるとQLC本来の速度(約100〜300MB/s)まで落ち込む。ピーク値が、大きなファイルを転送する時の実際の性能について嘘をつくのはこのためだ。DRAMレスでQLCのドライブは、最も影響を受ける。

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