Singularity
詳細情報
- 開発者
- Gregory Kurtzer
- 公開
- 2015年
- 種類
- HPC向けコンテナプラットフォーム
- ライセンス
- BSD-3-Clause
- 後継
- Apptainer(Linux Foundation)
スーパーコンピュータ向けのコンテナ。研究者が決して root にならないことを前提に作られている。
2015年、ローレンス・バークレー国立研究所の Gregory Kurtzer が、具体的な問題を解くために作った。Docker は root 権限のデーモンを前提とするが、共有計算クラスタの管理者がそれを許すことはまずない。そこで Singularity は呼び出したユーザー自身の権限でコンテナを動かし、デーモンも置かないため、ファイルシステムの権限やクォータはそのまま保たれる。
イメージは SIF 形式の単一ファイルで、共有ネットワークファイルシステムに置けば千ノードから同時に起動でき、GPU や MPI ファブリックもそのまま使える。2021年にプロジェクトは分裂し、オープン側は Apptainer として Linux Foundation に寄贈され、Sylabs は SingularityCE を続けた。技術的特異点(シンギュラリティ)と名前が衝突したのは、まったくの偶然である。