Silvio Micali(シルビオ・ミカリ)
詳細情報
- 生年
- 1954年、パレルモ
- 所属
- MIT
- 知られる業績
- 確率的暗号、ゼロ知識、Algorand
- 受賞
- チューリング賞(2012年)
シャフィ・ゴールドヴァッサーとともに、現代暗号を証明可能な土台の上に築いたイタリア系米国人の暗号研究者。
ミカリはローマからバークレーに渡り、1982年にシャフィ・ゴールドヴァッサーと確率的暗号の論文を共著した。同じ平文でも暗号化のたびに結果が異なるべきであり、安全性とは、攻撃者が平文について何も知り得ないこと、つまり全部は読めないという程度ではないことだ、という考え方である。3年後にはチャールズ・ラコフとともにゼロ知識証明を発表した。2人は2012年のチューリング賞を共同受賞している。
その後の研究には、擬似ランダム関数(ゴルドライヒ、ゴールドヴァッサーとの共同)や検証可能ランダム関数がある。2017年にはプルーフ・オブ・ステークのブロックチェーンAlgorandを創業し、次のブロックの提案者を決めるくじ引きにまさにその関数を使っている。理論がついにトークンを手に入れたわけだが、優れた研究者にはよくあることだ。